ランラン母様 (女性 50代 兵庫県)

2017.07.11

Q1.どのようにして当院をお知りになりましたか?

犬の散歩仲間から聞きました。
また、友人からもテレビで観たと言って進めてくれました。ホームページもみさせていただき思いきって相談しました。

Q2.当院をご利用前はどのようなことに悩んでいましたか?

1.近医に半年ほど1週間に1度受診していましたが、治療をかえてもほとんど回復しない。
2.色々な抗生物質などを使って頂けましたが、徐々にひどくなり、耳からのうみや耳のただれがなかなか治らなかったこと。
3.本人に意識のある状態で治療するので、明るいききわけのある子ですが、しだいに病院行くこと、治療することにつらい顔をするようになったこと。
4.そうなると、先生も遠慮がちになり。適切な治療が出来なくなっていくこと。
5.できれば、専門医に相談したいのですが、もともと体が弱いので、麻酔をかけることに抵抗がありました。

等々を悩んでいました。

Q3.実際に治療を受けていかがでしたか?

・受付に相談の電話をしただけで、すぐに先生からの折り返しの電話をいただき、とても心強く感じました。
・あまりにもひどい状態だったので、母としては、とても不安でしたが分かりやすい説明・動画・治療また、受診のあいまでもご相談するとすぐ対処していただいたこと。
・治療が長くなりましたが、その度、不安や質問・また淡路島の見どころまでも適切にこたえてもらえたこと。さらに、杉村先生の丁寧な対応やお人柄にとても安心感と信頼を感じました。

全身麻酔をかけること、淡路島という場所を考えるととても悩みましたが、結果的に杉村先生に救えてもらえたこと、を大変感謝しております。
先生、スタッフの皆様ありがとうございました。

 

Dr.からのコメント

アイリッシュ・セッターのランランちゃん。
最初拝見させていただいた時は、本当にひどかったですね。
これは、主治医の先生の問題ではないんです。
まだ、世界的にも認知されていない、自分の被毛が鼓膜に刺さる、「刺毛性鼓膜炎」だったからです。
この病気は、オトスコープを使いなれ、しかも良く観察していただかないとわかりません。
ランランちゃんの場合、さらに問題だったのは、耐性化した緑膿菌がはびこっていました。
そして基礎疾患と言って、慢性の耳炎をもたらしたアトピー性皮膚炎がありました。残念ながら、当初は表皮がかなり乾燥気味で、外耳道の上皮のバリア機能障害も疑われました。
大学病院で脂肪酸を測っていただくと、案の定いくつかの脂肪酸が極端に少なく、また過剰になっていた脂肪酸もありました。
幸い、緑膿菌に対しては、特殊な抗生物質を点耳していただき、皮膚のバリア機能の回復には2種類のサプリメントをお使いいただき、今ではかなり良くなりました。
ちょっと緊張してますが、毛艶も素晴らしいランランちゃんの写真を添えましょう。

ページトップ