Tちゃん様

2017.09.19

 

Q1.耳科専門クリニックで診察を受ける前は、どのような状況でしたか?

近くの病院で外耳炎の軟膏を投与された後、耳は聞こえず、においはわからず、
目は瞬膜が覆い、歩くとふらついて倒れ、何も食べられずにじっと丸くなっている状態でした。

 

Q2.実際に耳科専門クリニックで治療をお受けになってからはいかがでしたか?

通院の時の目の輝きが入院前とは明らかに違い、すぐに良くなったことがわかりました。
診療中に録画した画像を見せていただきながらの説明は、専門医の先生だからこその詳細さでありながら、私達にも理解しやすいように説いてくださいました。
先生をはじめ、スタッフの皆様の温かさ、清潔感があふれる院内、お願いして本当に良かったです。
ありがとうございました。

 

Dr.からのコメント

ラグドールのTちゃん。
ネコちゃんの耳は、とても繊細です。
ワンちゃん同様L字型をしていますが、鼓膜周辺、また特に中耳は複雑な構造の上、神経が露出しているところもありますから大変影響を受けやすく、特別な注意が必要です。

幸い、Tちゃんは退院前にはすっかり元気になり、表情も明るくなっていました。
このことから、ネコちゃんの耳炎に対する注意点をまとめてみましょう。

1)ネコの外耳炎は、早めに適切な治療をしないと、中耳炎になりやすい。
2)繊細な構造であるため、決して粗暴な洗浄などをしてはいけない。
3)慢性化してしまったネコの中耳炎は、手術が必要になる。(腹側鼓室胞切開術)

 

・外耳炎

・中耳炎

・腹側鼓室胞切開術

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