レオちゃん 様 (女性 33歳)

2018.04.03

 

Q1.耳科専門クリニックで診察を受ける前は、どのような状況でしたか?

耳だれと臭いがひどく、かかりつけ医で診察してもらっても症状の改善が見られませんでした。毎日首を振って悲鳴のような声をあげていたため知り合いの人が杉村先生の紹介記事を見つけ、遠方なこともあり悩みましたが、状態が悪すぎただめ受信することにしました。

Q2. 実際に耳科専門クリニックで治療をお受けになってからはいかがでしたか?

飼い犬の耳の状態が思っている以上に悪く、何度も通院することになりました。また、治療することで過剰反応し、手術と入院という初めての体験もあったため、犬には大きな負担をかけてしまいました。
しかし、行く度にいつも丁寧に親身に対応していただき、何より犬自身がとても喜んでいる姿を見て、何とか続ける事ができました。もっと早く連れてきていれば、ここまで苦しむこともなかったので、飼い主として失格だったと思います。症状がかなり改善され、先生はじめ助手の方々のお力のおかげです。本当に感謝しています。

 

Dr.からのコメント

確かに、最初拝見した時のレオちゃんの耳は、かなり痛痛しい深刻な状態でした。
悲鳴のような声を上げていたのも無理ないと思います。
しかし、お連れいただくごとに外耳道が回復し、特に手術をしてからは、とても良いコンディションになっています。
きっと、レオちゃんにとっては、お連れになる前の辛さが100としたら、今はかなり0に近いのではないでしょうか?

このように、たとえ深刻な状態でも、お連れいただくことが「解決」につながります。
その「解決」を、どんなに深刻であれ、ほとんどのケースで提供できるからこそ、国内に一件もなかった「耳科専門」を開院しているのですから。
迷われても、その後きちんとお連れになった飼い主さん。アンケートに書かれた「飼い主として失格」というのは、全く当てはまりませんね。

脳に近い耳の問題は、当事者である患者にとっては、かなり辛いことです。
それをただ我慢させることは、避けていただきたいと思いますよ。

ところで、レオちゃんの場合、特殊な手術が必要でしたが、私どもの考え方として、「手術はなるべく避ける」というのがあります。
事実、全耳道切除術は、これまで100%手術が必要と言われるケースでさえ、回避できるようになり、手術が必要な症例はこれまでの十分の一以下になっています。これは、ここ数年の様々な新しい技術が開発できたためです。

詳しくは、電話でも結構ですからご相談下さい。

ページトップ