ジゴビママ様(女性)
2018.10.03
Q1.耳科専門クリニックで診察を受ける前は、どのような状況でしたか?
少し耳を気にしてかくような素振りがありましたが、耳の中の汚れはさほど無く、
かかりつけの病院で耳の洗浄をしてもらい帰りました。
翌日いつものようにボール遊びをしようとボールを鳴らしましたが
どこで鳴っているのかわからなくてウロウロ探し、耳が聴こえていないのだと感じ、
2週間経過を見ましたが良くならず先生に相談し診てもらう事になりました。
(目が悪いので聴力が落ちると音の方向がわからなかったようです)
Q2. 実際に耳科専門クリニックで治療をお受けになってからはいかがでしたか?
鼓膜にびっちりと自分の毛が突きささり炎症をおこしていたのでそれをきれいに除去してもらいました。
翌日から耳が聴こえるようになり、いつものようにボールで遊べるようになり喜んでいます。
年だからと放置せず、診てもらって良かったと思っています。
Dr.からのコメント
視力が落ちているボストンテリアのBちゃん。
飼い主さんは、ある時から聴力も落ちたことに気づかれました。
Bちゃんは普段ボール遊びが大好きで、ボールからの音だけで、どこにボールがあるかわかるので夢中になるほど楽しむそうなのです。
そのBちゃんが、ボールの音がわからず、ウロウロ探すようになったと言うのです。
麻酔下で拝見すると、ボストンテリアなど短頭種のワンちゃんによくある、「刺毛性鼓膜炎」でした。
丁寧に刺毛を除去し、鼓膜炎を治療すると聴力が回復し、いつもの大好きなボール遊びができるようになった、と言われます。
やはり、Bちゃんの聴力のように、回復できることは治してあげたいですね。