朝日新聞（7月11日）で当院の紹介記事が掲載されました
2017.07.14
※取材の日の患者さんは、名古屋からお連れの空ちゃんでした
先日（7月11日）、朝日新聞で当院の紹介記事が掲載されました。
今回は、当院の受付がドライブスルーであることについて、でした。
クリニックでドライブスルー？
不思議に思われるかもしれません。
わかりやすく説明しましょう。
もし、世間で「インフルエンザ」がすごくはやっていたとします。
そんな時、ご自身が「インフルエンザ」以外の診察で、かかりつけの医院に行かないといけないとします。
その医院の待合室は、ゴホン、ゴホンと咳をされる方がたくさんおられたら、どうでしょう？
病気を治してるもらう医院で、逆に病気をもらったら嫌ですよね。
そのかわり、車に乗ったままで受付をしてもらい、感染する可能性がある患者さんだけ、
別の入り口から入ってもらったら、「待合室での院内感染」は、防げるわけです。
ペットでも、ワクチン接種が大切なように、感染症があります。
特に子犬、子猫では、感染すると深刻な影響を受ける場合もあるわけです。
そうしたことを未然に防ぐ目的のドライブスルーなんですね。
医療界では、世界ではじめてのようです。
もちろん、耳科専門になってからは、ほとんど感染症の心配はなくなりました。
ですが、ペットの耳科でも、多くの種類の抗生物質に効きにくい細菌が問題になりやすいのです。
当院では、耳炎の原因菌を特定し、どんな抗生物質なら効果があるか、といった微生物検査を大切にして、
患者さんどうしの院内感染症を防ぐことを常に心がけたいと思います。
