耳道にできた腫瘍 Gちゃん りか様(女性 34歳)

2018.07.23

Q1.耳科専門クリニックで診察を受ける前は、どのような状況でしたか?

右耳に腫瘍ができ大きくなっていました。

また、耳の汚れもひどく油のようなにおいもしてグジュグジュしていました。

しかし、耳掃除をするとかゆがり腫瘍を傷つけ出血してしまうので汚れも取ることができずお手上げ状態でした。

Q2. 実際に耳科専門クリニックで治療をお受けになってからはいかがでしたか?

腫瘍をきれいに取っていただき、又ひどかった汚れも耳の奥まできれいに洗浄していただき、本当にホッとしました。耳の臭いもなくなり、かゆがることもなく不快感が完全に取れてスッキリしたのでしょう。

表情も明るくなったようでとてもうれしいです。

本当にありがとうございました。

Dr.からのコメント

高知からお連れいただいた、ダックスのGちゃん。

右耳に腫瘍があって、そのため長く悪臭を伴う外耳炎を患っていました。

かつては、こうしたケースは、「全耳道切除手術」という大がかりな手術が必要でした。

つまり、腫瘍があるだけで、耳道の入り口から鼓膜周辺まで、全ての耳道を切除するという大手術が実施されていたのです。

 

しかしながら、硬性鏡と特殊な器具を併用する、「ポリペクトミー」という手技によって、

殆どの場合、日帰りで耳道の腫瘍は切除できるようになっています。

 

Gちゃんもこの手技によって、スッキリしたのでしょう。

しかも、病理学的検査の結果、「良性」だったので安心ですね。

このように、大がかりな手術は、必要な時には丁寧に実施しますが、できるだけ患者にとって負担の少ない解決策をご提供するよう、心がけています。

 

ページトップ