マルチーズとプードルのミックスのけんしろうちゃん オス 5才

2020.03.10

 

Q1.耳科専門クリニックで診察を受ける前は、どのような状況でしたか?

去年の夏頃~耳だれが出る様になり、匂いや触ると痛みの症状がありました。
地元の病院で治療を続けていましたが、ここ2ケ月程は受診しても耳を触ることを嫌がり、診察もできない状態でした。いつ良くなるのだろうか…と不安になり、ネットで検索。耳の専門病院をみつけました。ここしかないと思い切って電話を掛けて相談。
電話相談をして1ケ月先の予約受診でしたが、先生に直接相談できたこともあり、先生に早く診てもらいたいと強く思いました。

Q2. 実際に耳科専門クリニックで治療をお受けになってからはいかがでしたか?

私達に分かりやすく、丁寧に説明をしていただきました。
初回の受診で見違える程よくなり、診察後のお迎えの時にはあのひどかった耳の症状が全く分からない程でした。
アレルギーが原因と分かり、食事療法~これからの耳のケアの仕方など教えていただきました。診察は2回で終了しましたが、今後も食事療法と耳のケアは必要です。先生からの「何かあればいつでも連絡して下さい」の言葉に本当に受診してよかったと思いました。本当にありがとうございました。

Dr.からのコメント

まるでわんちゃん映画のスターとして登場しそうな、可愛らしいマルチーズとプードルのミックス、「けんしろう」ちゃん。
飼い主さんは、片道200km近い遠距離からお連れになりました。
200kmといっても、遠くは東日本や九州からお越しになる方に比べたら、まだ近いかもしれません。
何処にお住まいでも、「わざわざ行って良くなるのか?」と、当院への敷居が高くお感じの方もいらっしゃることでしょう。
それでも、ほぼ100%近く、このアンケートの飼い主さんのご感想のように、お連れになる前と比べると、はるかに良い状態になる、とお考えください。
そうでないと、「専門」とは言えないと考えています。
そのために日々努力しているわけです。やはり、「餅は、餅屋」なんですね。
そして、当院のモットーとして、できるだけ手術しないで内視鏡を駆使して治療します。
ただ、髄膜炎や深刻な内耳炎へ移行しそうな場合は、むしろ手術をお勧めします。
また、世界初ですが、全部の耳道を切除しなくても済む「耳道内手術」もいくつもやり方があって、必要な時にはお勧めしています。

これまで何度もお伝えさせていただいたように、ほとんどのケースでは「けんしろう」ちゃんのように、数回の来院で良くなります。それは、「早め」にお連れになるからですね。
予約は混みがちです。とにかく、「早め」にご連絡ください。

ページトップ