アメリカン・コッカースパニエルのYちゃん

2020.04.20

 

Q1.耳科専門クリニックで診察を受ける前は、どのような状況でしたか?

数年ほど前から耳の炎症があり、2件ほど病院を変えましたが、症状が良くなったり、悪くなったりの繰り返しでした。
1番の問題はとにかく「耳をさわられるのがイヤ!!」になり、点耳薬も難しくなりました。

Q2. 実際に耳科専門クリニックで治療をお受けになってからはいかがでしたか?

先生に相談させていただき、とにかく点耳薬の仕方を教えていただき、その方法が今までと全く違って驚きました。
今では私達にも簡単にさせてくれる様になり耳がとてもきれいになりました。
先生を診察を受けれて良かったです。

Dr.からのコメント

コッカー2頭を飼っておられる、アメコカ好きのAさんご夫妻。
3年ぐらい前から、地元の動物病院数件に通っておられましたが、Yちゃんの耳がなかなか良くならず、結局その病院から当院を紹介していただき、来院されました。
特に片方の耳は、糜爛(びらん)が見られるほど深刻でしたが、1回の全身麻酔の治療でかなり良くなる確信がありました。
問題は、その後のご自宅でのケア。
Yちゃんに限らず、多くのワンちゃん、ネコちゃんの耳の問題には、「基礎疾患」があります。
その「基礎疾患」はほとんどの場合、体質的なことなので、生涯影響します。
つまり、ある意味で「治りきる」ことは少ないのです。
ですから、その子の耳のケアがとても大切になります。

はじめはYちゃんが嫌がるので、耳のケアがほとんど出来なかった、というAさんご夫妻。
でも、信頼して私のお伝えした耳のケアのやり方を実行して下さいました。
おかげで、先日もお越しになって拝見しましたが、とても良い状態を維持されていました。

耳のケアの問題だけでも、お困りの方、遠慮なくご相談下さい。

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