2016.02.15
既に慢性で、従来の治療法では「全耳道摘出術」を受けなければならない症例に、 オトスコープの活用で、手術しないで回復したケースを、 兵庫県開業獣医師会臨床研究会(2016年2月14日)で発表しました。 200名を超える獣医師の先生方が聴いて下さり、 ありがたいこ…
2015.11.30
2015年11月大阪で開催された「動物臨床医学会」。 これまでは、長い経過に外耳道が狭くなって、 外用薬などによる回復が難しい慢性の外耳炎では、 「全ての耳道を手術で摘出する」ことが、選ばれていました。 当クリニックでは、オトスコープを活用した様々な工夫により…
2015.10.11
毎年、出席している「日本耳科学会」ですが、 今回は2015年10月8日から10日まで長崎で開催されました。 とても充実した学びの時が与えられました。
2015.05.02
ゴールデンウィーク直前のブログです。 淡路島はこのところ花博関連で賑わっています。深刻な耳の問題を抱えたわんちゃんをお預かりして、また夕方お迎えになるまで、遠くからお越しの飼主さんたちはせっかくですから淡路のあちこちを観光されています。事前に連絡下さったら、院…
2015.04.21
今回は前回に引き続いて、わんちゃんの耳のケア、それもメンタルに配慮した方法をお話しましょう。 まず、いきなり耳のケアをやってみようとしないことです。わんちゃんにとって、たった1回でもつらい思いをさせてしまっては、耳のケアを習慣として続けていくことが難しくなるか…
2015.04.18
前回のブログでおわかりいただいたように、意外にも耳掃除が外耳炎をもたらすことがあります。同じようにわんちゃんたちにもやり方によっては外耳炎を発症させたり、悪化させる可能性があります。 つまり、わんちゃんの耳のケアは、そんなに単純ではないんですね。ではどうすれば…
2015.04.13
前々回のミミクソの話同様、耳のケアについてもまず人間の場合どうなのかをみていきましょう。 2014年10月、新潟で開催された(ヒトの)日本耳科学会で、日本医科大学の関根先生たちが、耳かきと外耳炎の発症との関連について発表されておられたのを興味深く拝聴しました。…
2015.04.10
わんちゃんたちの耳の中は、私たち人間よりももっとシットリしているようです。そのシットリしているのがわんちゃんたちの耳垢そのもので、耳道を保護したり、防水したり、潤滑作用をもたらしているのです。またそれだけではなく、リゾチームやラクトフェリン、免疫グロブリンとい…
2015.04.09
唐突な質問ですが、このブログをお読みの貴方のミミクソ(いえ、アカデミックに耳垢(じこう)と呼びましょう)は、乾性(ペラペラしていて、吹けば飛ぶタイプ)ですか?それとも湿性(ネットリタイプ)ですか? 信州大医学部の岩崎教授によると、日本人の80%~84%は乾性、…
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